2009年05月22日
ブッダとイエスと人間の原罪
今日は最近読んだ本について書こうと思います。
三浦綾子さんの『氷点』を読みました。
今さらながら、名作に手を伸ばしたのはがおちゃおさんとの話で、この本の話題が出たからです。テーマはキリスト教の人間が生まれながらにして持っているという「原罪」、そして「汝の敵を愛せ」。
女の子を妊娠中の私にとっては、そうしたテーマよりも、女の子を育てる母の夏枝に注目。
女性の母性愛や底意地の悪さ、色仕掛け(死語?)など、読んでいて心温まったり、ハラハラしたり、気分が悪くなったり、腹が立ったりと、ついつい先を急いでしまう作品でした。
続・氷点も引き続き読みたいと思います。
もう一つは、トーンはまったく違うのですが、漫画「聖☆おにいさん」です。
登場人物はブッダとイエス。
無事に世紀末を乗り切り、天界からしばしのバカンスにと、東京の立川で共同生活を送っている彼らのゆるーいコメディです。
笑いのツボが、
ブッダのあまりの徳の高さから後光が射して近所迷惑とか、
かつて磔刑に処されたイエスがやくざと感違いされるとか、
崇高であるはずの宗教的な背景や逸話を、現代に置き換えて描いているという点なのです。
熱心な宗教家の方からすると、神聖化すべき存在を笑いものにして!などと怒るかもしれないのですが、
それにも増して、2人のキャラがゆるく、微笑ましく描かれているので、まぁいいかとなるのでしょうか???
漫画は普段あまり読まないのですが、この作品の単行本デザインを手掛ける事務所に勤めるU氏にプレゼントしていただきました。ありがとうございます!!!
三浦綾子さんの『氷点』を読みました。
今さらながら、名作に手を伸ばしたのはがおちゃおさんとの話で、この本の話題が出たからです。テーマはキリスト教の人間が生まれながらにして持っているという「原罪」、そして「汝の敵を愛せ」。
女の子を妊娠中の私にとっては、そうしたテーマよりも、女の子を育てる母の夏枝に注目。
女性の母性愛や底意地の悪さ、色仕掛け(死語?)など、読んでいて心温まったり、ハラハラしたり、気分が悪くなったり、腹が立ったりと、ついつい先を急いでしまう作品でした。
続・氷点も引き続き読みたいと思います。
もう一つは、トーンはまったく違うのですが、漫画「聖☆おにいさん」です。
登場人物はブッダとイエス。
無事に世紀末を乗り切り、天界からしばしのバカンスにと、東京の立川で共同生活を送っている彼らのゆるーいコメディです。
笑いのツボが、
ブッダのあまりの徳の高さから後光が射して近所迷惑とか、
かつて磔刑に処されたイエスがやくざと感違いされるとか、
崇高であるはずの宗教的な背景や逸話を、現代に置き換えて描いているという点なのです。
熱心な宗教家の方からすると、神聖化すべき存在を笑いものにして!などと怒るかもしれないのですが、
それにも増して、2人のキャラがゆるく、微笑ましく描かれているので、まぁいいかとなるのでしょうか???
漫画は普段あまり読まないのですが、この作品の単行本デザインを手掛ける事務所に勤めるU氏にプレゼントしていただきました。ありがとうございます!!!
そして、女の子の母として色々考えるのって楽しそうね。
今って一番「妄想」が楽しい時期かしら?
楽しみ、楽しみ♪
得意の妄想がエスカレートしております。
またお茶でもしがてらおじゃましますわ。