2008年09月18日

SEX AND THE CITY

映画は、笑ったり、泣いたり。特に、昨日は大きな筋肉を動かした感じがしました。前から観たかった「SEX AND THE CITY」。

初めて観る人にも、ちゃんと分かるようにできていて面白かったです!こんなにかわいい40代(失礼!)たちが、世界にいるってことに、勇気が出ます。とても素直で、キュートに生きてる感じがよかったです。

あとは、全員がおしゃれで、ファッション雑誌を見ているよう。おしゃれなものを見ていると、気持ちがいいのは、女の子だからかな?おしゃれ心にも火が付きそう。

そして、「うっわー!私もニューヨーク住みたい!」とミーハー心と英語熱にも火をつけて、帰ってきました。

でもね、主人公が、自分の携帯が手元になくて、友人の携帯を借りようとしたときに、i-phoneで、「これじゃ、わからないわ!」って即却下してたのが、時代を表していて笑えました。

  

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2008年09月02日

迎え入れる場


昨日、銀座で開催されている更谷兼太郎展に行ってきました。

写真を撮っていないのが残念なのですが、
フレスコ画の人物がどれも迫力があって、銀座の真ん中でちょっとドキっとする空間です。
人間が人間らしいというか…。

それにしても、展覧会ってなんかいいです!
オープンな場で、誰でも迎え入れられて、
知らない人が、ふらっと訪れて、絵を見て何かを感じて帰っていきます。

その人の記憶に残ることはないかもしれないけど、何かの刺激が起こったときに、
昨日ここで見たことと化学反応を起こして、その人に作用するかも知れません。

私まで、出会いに感謝してしまいそうになる一日でした。  

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2008年08月30日

パコと魔法の絵本

昨日、映画「パコと魔法の絵本」の試写会に行ってきました。

これ、とてもよかったので、お勧めしたい映画です。

CGがふんだんに使われていて、
登場する役者さんも、誰だかわからないくらいの特殊メイクを施されており、

ちょっと子供だましのファンタジーじゃないかしら?

と思っていましたが、思いがけずその予想は裏切られました。


ファンタジーもここまでぶっ飛んでいると、逆に小気味いい。
CGのイラストと、役者の心情も見事にマッチしていて、
互いに表現し合えないところを補っています。

感動して、泣くところも、笑えちゃうから、からっとしていてすがすがしいです。
9月13日公開だとか。機会があれば、ぜひどうぞ。見てみてください。  

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2008年08月04日

オリガ・モリソヴナの反語法

う~ん、壮大でした。



これは、旧ソ連のスターリン政権の大粛清時代に、強制収容所に収容された女性たちの生き方を描いた物語です。

過酷でつらい強制収容所ラーゲリでの話を中心に描いているのに、
この物語が色彩豊かで、ちっとも暗くないのは、

あとからそのことを振り返っている視点であること、
女性たちがちっとも政治に屈しておらず、いつか終わると知っていること、
オリガ・モリソヴナ(登場人物の名前)のキャラクターがあまりにも立っているからだと感じました。

オリガはダンサーなのですが、ダンスは体全体で行う自己表現。解放感があります。

芸術や文学、音楽って、私たちの生活に必要ないように思えるけれど、極限の状態で人間を支えるのはこういったものなのかもしれません。  

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2008年07月22日

バウハウス体験

昨日まで上野公園の東京芸大美術館でやっているバウハウス・デッサウ展に行ってきました。i.saのブログで紹介されてから、ずっと行きたかったのですが、暑いし…なんて後回しにしているうちに、最終日になってしまいました。

バウハウスとは1919年に始まったドイツのモダン・デザインの学校の名前。しかも、ナチス政権の圧力で1933年には閉校したというから、たった15年しか存続しなかったのです。

「バウハウス」―。デザイン誌の特集などで取り上げられることも多く、日本企業のコーポレートロゴデザインなども、このタイポグラフィーの影響を受けている感じがします。その学校がたった15年しか存在しなかったなんて、本当に意外でした。

私がすごく気になった点が2つあります。
1つは、工作の基礎教育。一枚の段ボールや紙を切って折るだけなのに、そこにおうとつができ、陰影ができて、ものすごく面白い表情を見せるようなものに変身するのが興味深いです。一枚の紙が立体的になって、自立する安定感を持つようになり、別のものになったみたいです。そもそも段ボールだって、紙を波上に加工することによって、何倍もの強度を持たせることができているのだから、段ボールそのものも改めて見直してしまいます。

もう1つは素材の質感。たとえば、今述べた工作を、紙ではなくアルミで作ったら全然違う表情が生まれます。作品として展示されているのは、ポスターや工作だけでなく、彫刻や家具や家電などもありましたから、使われている素材も様々。木、スチール、アルミ、紙、毛糸、ゴムなどなど。それらの素材の質感の違いがそれぞれになんとも可愛らしい!そのどれもが、木なら本当に木らしく、毛糸なら本当に毛糸らしくて何とも言えません。もっともあたりまえの話なのですが。

洋服屋さんでは、せいぜい綿やシルク、ウールといった一般的に服に使われる素材にしか出会えないでしょうし、家具屋さんにしても同じ。家具屋さんは、より店ごとに特化して得意な素材があるでしょうから、出会える素材のバリエーションはもっと少ないかもしれませんね。だから、これだけの素材の質感のバリエーションを一気に味わえて、素材のもつ独特の感じの違いを満喫しました。

考えてみたら、日常生活にもいろんな素材があふれているのだから、このバウハウス体験のように、もっとエキサイティングでもいいはずなのに、見慣れてしまってつまらなくしているのは残念です。
  

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2008年07月18日

QUEEN ROCK MONTREAL

昨晩、「QUEEN ROCK MONTREAL」を観てきました!

QUEENです!QUEEN!
少し前のキムタクドラマの主題歌になってから、一段と日本でよく聞くようになりましたが、私は高校時代に夢中になったイギリスの伝説バンドです。私が知ったのは、すでにボーカルのフレディが死んだあとでしたが。

彼らのモントリオールでのライブDVDが、先週の土曜日から、新宿と梅田の最新の音響設備を備えた映画館2館で上映されているのです。

フレディの相変わらずの不思議かつおちゃめなパフォーマンスに、呆れるのも通り越して、ただただ驚嘆。

ライブなら(そんなことは実現しないですが)イントロがかかっただけで「キャー!」と絶叫もん、踊り出したいくらいですが、

映画館なので、かなり反応が微妙でした。
手を叩いてよいかしら?とか
歌ってもよいのかしら?って
ちょっと回りを気にしながら・・・。

ちょっと欲求不満、消化不良です。
頭の中だけでQUEENワールドを目いっぱい広げて帰ってきたのでした。  

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2008年06月12日

勝間和代さんの講演会で。

話題の勝間和代さんについてレビューしたいと思います。

先日勝間和代さんの講演に行ってきました。
勝間さんと言えば、今や本を出せば必ずベストセラーになるという話題のビジネス書作家さん。
本職は経済評論家で、株式のことやお金の専門家です。


私がこの日参加したのは「勝間和代に学ぶインディペンデントな生き方」というテーマでした。
彼女の考え方の特徴を一言で言うと「効率化」だと思います。
それは彼女の移動手段を知ったら、一発で理解できると思います。

それはいつも自転車。

目的は運動を兼ねるため、です。確かに効率的~。

それもGPSや心拍数計測機などの機器を身につけてスーツで自転車に乗る姿を見たら、徹底した「効率化」がキーワードになっていることに納得できますね。


でも、私が彼女の最も魅力的だと思った点は、スピリチュアルな視点の方法論とビジネスの視点の方法論、この両方を実践しているところです。

スピリチュアルな視点で、彼女はいくつかの提案をしています。
 偶然の中から幸運をつかみとるというセレンディピティという考え方、
 仏教の教えである三毒追放、
 また見返りを期待せず与え続けよというGIVEの5乗
  これは与える続けることで、結果的に自らが豊かになるという考え方です。

ビジネスの視点では、彼女の根幹となっているマッキンゼーで身についたと語るロジカルシンキングで、ピラミッドストラクチャーやミッシーといった問題解決に用いられる思考法や水平思考です。


スピリチュアルな要素とビジネスの要素の両方を、はっきり認識して活かし、活躍している人が注目されるというのは、嬉しいですね。両方が大切なのだと感じさせます。そして彼女の実績が、ビジネスの最前線にいる人への説得力につながっていると思うのです。  

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2008年05月30日

だまされて快感

5月26日に公開の「アフタースクール」観てきました!これ、一言で言うと、スカッと痛快で面白い映画です。

スカッとすると言っても、銃撃戦や悪を懲らしめてスッキリというわけではなく、映画の冒頭から展開するモヤモヤが、予想を全く裏切った形で解けていってスカッとするのです。

そういう意味では、見る人に、何か納得がいかない「フロート」状態を作って、それを筋で解いて行くサスペンスものに近いでしょうか。

でも、サスペンスと違う点は、そのからくりが「視点の転換」にあるという点。登場人物は一言も嘘をついていないし、行動もしていない。ただ、見る人が勝手に思い込んでいるだけであって(もちろんそう思いこませるように巧妙に創ってあるのですが…)、からくりが明らかにさせると、「確かに最初からそういう見方もある」といった視点の転換です。

実際に、2月の完成披露試写会で、役者さんたちも一様に「台本が難解で苦労した」と言っていたようです。台本を何度も戻って読み返したりしたとか。なるほど、それもうなづける筋書きの複雑さ。

この小気味いい仕掛けにまんまとハマり、喜んですっかりハメられていた観客の私たちに笑いました。  

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2008年05月12日

KYと「ひきこもり」という名札付け

KY―空気読めないって、日本的なものなんかな?と思ったことがありました。

「日本と香港について思うこと」で書いたように、他の人が何をやっていようが、あまり気にならないという文化にはあんまり関係ないのかなぁなんて。

先日、爆笑問題の「ひきこもりでセカイが開く時」を読みました。これは、NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」という番組を書籍化したものだそうです。その番組は見たことがないですけれど。

精神医学博士の斉藤環氏との対談形式でつづられたこの本。爆笑問題のひきこもり経験を経たあとの笑いの観点と、精神医学の専門家からの観点で、ひきこもりについて語っています。

空気読めよ~。ってことが前提になっていて、それができないことに苦手意識を持っているひきこもりの人が多いとか。

突然ですが、私、爆笑問題のファンなんです。コンビの太田さんは高校生まで友人がおらず、その期間に読んだ本や内省した経験が今の活躍を支えていると思うのです。

しっかし、ルイスキャロルも宮沢賢治もサリンジャーもひきこもりだというから、天才もひきこもりも紙一重。ルイスキャロルなんて、「5歳か6歳の少女に本気で求婚」して、「その娘のおやじに」「合わせてもらえなくな」って、「その彼女の楽しませるために作った話が、『不思議の国のアリス』」なんですって。

う~ん。

ひきこもり(=自分の世界を持っている)って、ホント文学とか芸術・表現に関して、プラスだったりするのです。

そう考えると、「ひきこもり」という名札付け、これに功罪があるような気がします。名札付けの作業はある意味で思考停止になってしまうんじゃないかなと。

「名札」。それは誰かがつけた、その人にとってのあるがままの名札であって、別の人にとっては、別のものでもあることもあると思うんだけど、どうしても、世間が採用したその最初の名札に左右されてしまいますよね。みんながその名札に左右されずに、そのものを見れたらよいのかも知れないけど。

  

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2008年04月21日

スローリーディングの楽しみ

平野啓一郎の「スローリーディングの実践」という本を読んでいます。

できるだけたくさん読むという速読に対して、スローリーデイングとは一冊の本にできるだけ時間をかけて読み、味わうことそれ自体を楽しみにすることです。これには彼の人となりが表れていて、彼の書き方、生き方の原点が示されているようで、気に入ってしまいました。

私は今、平日昼間は家にいるので、仕事していた時に比べて本を読む時間がゆっくりとれて、とてもうれしい。で、乱読気味になっていたときに、出会ったのがこの本です。

平野さんといえば、年齢は私の一つ上で、1998年私が就職活動を始めた大学3年生のときに、彼が京大4年生で在学中に「日蝕」という作品で芥川賞を受賞した作家さん。


私は過去に一度だけ、彼と仕事をさせていただく機会がありました。

今から5年前、私が仕事を始めて4年目の年に、1年だけ営業でなく、WEBの編集企画の仕事をするチャンスがありました。その際、関西出身の著名人に、自身の人生の岐路に立ったときの経験やシュウカツ中の大学生に向けてのメッセージをもらおうという企画で、取材をさせていただきました。

この本を読みながら、その記憶がだんだんとよみがえってきました。

今だから言えますが、平野さんの作品は読んだことがなく、今でこそ、川上未映子さんや金原ひとみさんなんていう若い作家さんが芥川賞といったビッグな文芸賞を受賞するのは珍しくないですが、当時は珍しく、大学生で芥川賞受賞なんてすごいじゃん?程度のミーハーさで、取材を申し込んだのです。あーとても恥ずかしい。

実際に取材する段になって困った私は、何とか文芸、とくに平野さんのファンというライターさんをおさえて、そのライターさんと京都二条のホテルで、彼を取材することができたのです。当時は彼の三作目の「葬送」が発表された直後で、その作品についての話題で盛り上がってしまうところを抑えて、彼自身のシュウカツについての話に持って行くのが大変でした。


私にとっての彼の第一印象は「普通の人」でした。

しかし、話し始めると言葉がスルスルと滑らかに彼の口から出てきて、しかも一言一言を大切に扱っておられるのが伝わってくる、丁寧な人という印象に変わりました。まぁ私が会ったことがある作家さんは今のところ彼一人ですから、作家はみんな言葉を大切にするのかも知れませんが。

で、実際、取材の中で、彼も語っていたと思います。

就職氷河期とは言え、京大法学部ですから、銀行や大手企業で勤めることもできたと思う。そうすれば今頃は年収1000万円くらいもらえてたかもしれない。


華やかな世界を想像していたけれど、作家とは思った以上に地味で地道な職業だと、この取材のときに感じました。そして、彼の思慮深さや丁寧さがやさしさにつながっていると感じたことを思いだしました。

当時も、その後も、チャレンジしたけれど、結局読了できなかった「葬送」。これをもう一度読んでみようと思いました。私自身も、当時とはずいぶん変わっていると思うから。



  

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2008年03月25日

「情報は1冊のノートにまとめなさい」



これ、私が2年前に通っていた宣伝会議の編集ライター講座の同期、奥野さんが書かれた本です。

業界新聞の記者をされている奥野さんのノート術を学べる一冊です。

「こんなしょうもないこと思いついたって…」と、自分の考えやアイディアをよく否定してしまう私。
そんな私に、勇気を与えてくれました(ちとおおげさかな)。

それは…

量が質をつくっているので、ゴミアイディアでもいっぱい出せということ。
はじめからいいアイディアなんか期待しないのがちょうどいいということ。


それが実行できる、実践的なノート術。
 書き方から(書き方っていうか何でも書いとけってことなんだけど)、
 管理の仕方、
 過去のアイディアの検索の仕方、
 そこから一つの企画を生み出す方法まで、

かなり細かく親切に解説してくれています。

ということで、さっそくやっていますニコニコ。うふふ。  

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2006年12月18日

UDON

これまた機内で見た映画。全日空はええな。日本での話題作やってくれて。

『流行』には当たり前だけど、『はやり』もあれば『すたり』もある。私たちが知っているのは、絶頂の『はやり』のときであって、すたれてしまえば、気にも留めない。

これがまさに讃岐うどんブームについての私たちのこと。

私たちのうどんブームとは。

入社二年目くらいだったかしら?四国を担当していた会社の先輩が出張先で食べた讃岐うどんに開眼。土曜日の出張に私もついていったのが始まりました。

まったく映画の通り。『恐るべきさぬきうどん』がまだ一巻しか出ていない頃、それを片手にレンタカーの軽自動車を塀にこすりながら、溝にはまりそうになりながら、秘境の地のうどんやを探しては食べ、ディープさとうどんの旨さを堪能するという遊びが私たちの間で流行っておりました。

大阪から車で3時間、時には東京から飛行機で来るチームを高松空港で拾っての遠征。もしくは週末の徳島出張と兼ねて、鳴門駅でピックアップということもありました。とにかく現地でフィールドワーク。うどんを食べ続けていたのは、もう3年くらい前でしょうか・・・。

いつしか、秘境の地と呼ばれたうどん屋には誘導の警備員が立ち、地元の人の憩いの場には、神戸ナンバーやら奈良ナンバーの車が並び、隠れた名店が名所となってしまったとき、私たちのうどん熱も冷めてしまいました。

映画はその一瞬の盛り上がり、熱狂後の地元に残された人たちの苦悩(おおげさな・・・笑)を描いていて、見事。映画全体がちょっと大げさな印象を受けるかもしれないけど、その渦中にいた私たちは知っている。本当にああやってうどんに熱狂して、大阪から東京から、人は100円のうどんを食べる、それだけの目的で足を運んだことを。

まさに熱狂。そして、また日常へ。

讃岐のおっちゃんらは今日もまたうどんを踏む。  

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2006年12月11日

プラダを着た悪魔

シカゴから帰ってくる機内で、『プラダを着た悪魔』を見ました。

これ、女の子にお勧め!お洒落心に火が点きます!

よーし!新しい服買うかー!って感じ。

今回アメリカで、自分をお洒落で、きれいでいさせることを許さない心があることに気がついて、少しは解放できた気がします。『あなたが許す最後の人はあなたです。』という言葉を思い出しました。

自分で自分に貼った名札を、自分ではがすだけ。

本も面白いそうです。ありんこさん情報。


  

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2006年12月07日

注意という価値 グーグル 既存のビジネスを破壊する

『グーグルGoogle 既存のビジネスを破壊する』を読む。

ここに、『アテンション!経営とビジネスの新しい視点』という本が紹介されており、

興味深いことが書かれていました。

『「この新世紀には、時間も生産高もあまり重要でなくなってきている。インターネット社会、知識資本、ネットワーク商取引などの言葉で表現される新時代に、時間の長さや生産高の重量などは、結局のところ、どんな関わりがあるのだろう?

速さや知識、創造性がものを言う時代なのに、プロジェクトに注いだアテンションによってではなく、仕事に要した時間の長さや出荷可能な製品の重さなどの基準で私たちが多くの報酬を得ているのは奇妙なことではないか。」

要するにカネや時間、生産量を持っているのが優位なのではなく、いまや、

人からどれだけ注目(アテンション)されるか

が最大の価値基準になっているという意味である。

おまけにアテンションというのは、世界の人口が有限である以上、数も有限だ。情報が爆発的に増加していくほどには、アテンションは増えない。複製も不可能で、アテンションの希少性は今までにないほど高まっているのである。』

だってーー!!

これらのことで、テレビや新聞といったエスタブリッシュが集めていた注意が、インターネットに移行してきている状況を説明していた。


『注意』を価値基準とする発想、面白いですよねー。注意ですよ。注意。

そう納得できるのは、かくいう私も人の注意が大好きだから。私、注意吸血鬼です。人の注意を吸い取っては、自分の糧にして生きています。だから、人の注意を奪うことならば、手練手管どんなことでもできちゃうような、そんな創造をしてきたんです。

今年度に入ってから、2度食事中に倒れ、救急車で運ばれた。『もう死にそう!』と思いながらも、心の底では、ニヤリと笑っていた私。日常生活では絶対に集められないみんなの注意。それも一身に受けられて、とてもとても温かい。

でへへへへー。今日も人の生温かい、生き血ならぬ生き注意を吸って生きている。  

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2006年12月06日

ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略

ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略を読む。

ワシントンまでの飛行機で必死に読んでました。

ここで驚いたのは、ヘッドとロングテールで、稼げるお金の額の比率の話です。

なんと、98%!だそうですよ。

そう、ロングテールの方がです。

詳しい話は本が手元にないので、忘れてしまった。

でも98%です。恐ろしい。

でもこれって、賞味期限がない、音楽や本だからこそ有効なのかもね。
求人はあんまり向いていないのかも知れないなぁと感じた。  

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2006年05月28日

肉筆浮世絵展に行く

神戸市博物館でやっていた肉筆浮世絵展『江戸の誘惑』に行ってきた。

と、とにかくスゴイ人。入場制限もあったし、中に入っても人の頭ばっかりで何にも見えやしないでやんの。普通に見えるのは屏風か掛軸の上の方だけか。人ごみにぐいぐい入り込んで行ってやっと見れる、そんな感じでした。

中でも美人画と遊郭をモチーフにしたものは特に人気で人だかり。日本人というか人間の性でしょうか・・・(笑)。

この日に一番興奮したのはお土産コーナーで出会ったこの本、『北斎の奇想』。作品集なのですがこ、これはすごいインパクトです!一つ一つがすごい線です。ありえない色使ってます。漫画のようなそうでないような。もう説明できません。この人には世界はどんな風に映っていたんでしょうか。

西洋絵画のセオリーを持っていた当時の欧米人には、この人の絵は説明できひんでしょう。そりゃあ、アメリカ人も驚嘆して、買い占めて、ボストン持って帰りますがな。  

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2006年04月02日

『リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと』

『リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと』を読む。ちょうど、難波のスイスホテルさんと話していて、ホテル業の特異性のために起こる人材確保の難しさについて議論を重ねていたところに、株式会社ライブレボリューションの代表、増永さんが発行するメルマガ、プレジデントビジョンで紹介されていたのを見て買った。

大阪城北詰の太閣園で長年勤めた著者が、50歳を越えてからリッツカールトン大阪に転職し、そこでの経験からの知恵を綴った本。簡単に読めて、当たり前だけどなかなかできないことがとても整理して書かれていた。

スイスホテルさんから再三言われた、日本の企業が目指すものと外資系ホテルの目指すものの違い、これが私なりになんとなく見えてきた。日本企業での当たり前が通用しないため、カルチャーショックでうつ病になる人もいるとのこと。それだけに、枠にはまらない、自由な発想ができる、多面的な観方ができる、柔軟な人というのが、職種こそ多岐にわたれど、今回の募集の根幹となす部分と位置付けて募集を行っている。

そもそものこの本を手にとった目的は上記だったんだけど、それ以外の収穫もあった。それは『クレド』。リッツカールトンでは、小さなカードにリッツが目指す価値観、哲学を『クレド』としてまとめ、それを従業員全員が持ち歩き、それに基づいてサービスを行っている。

こ、これぞプライマリーではないですかー!?これぞ、整合しているチームではないですか!?『クレド』を根付かせる研修などは、まさしく全員で同じプライマリーを立てているようなものだと思いました。

私はこの全社員が共通してもっている価値観ってすごく大切だと思います。この場合の価値観は、哲学とか宗教とか、生きていく指標というか基準みたいなものだと思います。昔の日本でいうところの武士道であったり、宗教でいうところの教えや行動規範であったりするものに近いような感じを受けました。今の日本で、宗教っていうと何だかやばい新興宗教のような印象を受ける人もいるかも知れませんが、私は、宗教は人生の筋を通すようなものだと思います。だからそれらはとても大切なのです。

話は変わりますが、JR福知山線の脱線事故からもうすぐ1年ですね。私はこの本の『クレド』のくだりを読んだとき、事故後のJR社員の対応について思い出しました。事故を知っていながら救助活動に参加しない社員や宴会を続けた社員、きっと彼等はどうしていいかわからなかったのでしょうね。そして、JRがその後にやったことは事故時のマニュアルを作ることでした。

しかし、マニュアルなんかいるでしょうか?マニュアルは枝葉末節です。彼等が『私達は乗客の安全を最優先にします』というクレドを持っていたら?もっと迅速に対応できただろうし、第一こんな事故はおこらなかったかも知れません。

基本となる価値観さえ共有していれば、細かい行動について、とやかく言うことはないのですね。後輩も社員も部下も新人ちゃんも悪評高き同僚も、みんな信頼でき、自分で考え行動できる優秀な人間なのです。価値観がしっかりしていないと、共有されている自信がないと、行動で縛らなくてはならなくなります。

私は、私達が持つべき価値観を明確にすること、そしてそれを伝えることをサボっていました。だから、部下が持ってくる話は、私が実際相手に会って直接話を聞いて確かめるまで判断しなかったし、部下には敢えて判断させていなかったのです。なんという!部下にいつまでも馬鹿でいてほしいと願うのと同じです!

ちなみに、リッツカールトンではサービスに不備が発生した場合、20万円までを個人の裁量で使っていいことになっているそうです。任された方も嬉しくてやる気になる、任せる方も安心できて、部下をチェックするという無駄な労力をかけなくてもよく、もっと生産性の高い仕事に時間を割ける。クライアントがもっと喜ぶ、まあ!いいことづくめではないですか?  

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2006年03月24日

お互いを信じて、独り占めしないで、みんなで共有しよう

先日来阪した取締役の薦めで『ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる』を読む。これってば、本当にすごい。まだの方は是非オススメしたい。

PC本体もネット接続環境も急速に安価で手に入れられる『チープ革命』が起こっている現在、グーグルが牽引する検索技術の進化で、今ネットの『あちら側』ではどんなことが起きているのか、また今後どんな大きな変化が起こってくるのか?が俯瞰して書かれている。

グーグルとはすごい会社だと改めて感じ入る。「世界政府っていうものが仮にあるとして、そこで開発しなければならいはずのシステムは全部グーグルで作ろう。」という下りがある。なんという使命感!誰に言われるでもなく彼等は自然にその使命感によって突き動かされている。そしてもう一つ、その成果を独り占めするという発想が一切ない。無償で公開し、利用されるものと考えられている。

この本を通じて、貫かれているのは『オープンソース』。情報を独り占めしないで、公開することで、不特定多数の知が集結すると驚異的なスピードで物事が進化していくという発想。失礼ながら、『独り占め』と聞いて、思い出すのが競合他社であり、業界最大手のリクルート。この4月に販売代理店制度を変えるそうですが、その根底にはまさに『独り占め』という発想があるように思えてならないのは私だけでしょうか?

そういえば、ある代理店の社長は、ライブドア事件とリクルート事件は全く同じ問題から発生していると言っていましたな。リクルートはいわずもがなの人材輩出企業。多くの人材がライブドアにも流れていることでしょう。これらの事件の根っこは、必ず儲かる自社株式を一部の人に握らせて、富を限られた人だけで『独り占め』しようというもの。そこには、共有という発想がない。それが、彼等は本当に頭がよくて、企画も素晴らしくて、アイディアも斬新なのに、本当には人から愛されない理由のような気がします。

後輩が育ってくると、抜かれるのではないかと思って焦ることってありませんか?自分が他より知っていることで、優位性を保とうとすることってありませんか?でも大丈夫なんだなー。それを人に伝えてしまったからといって、自分の価値が上がることはあっても、下がることはないのだなと最近思う。

あと、私が気に入ったのは『オプティミズム』。楽天主義と説明されているが、私には『性善説』ととれた。ネットの功罪の功に目を、善に目を向ければ、新たな未来が切り開かれていく感じがする。恐れから何かをしようとするときってあまりうまく行かない。性悪説を前提にするより、性善説を前提にする方が気持ちがいい。  

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