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2009年03月03日

お国のため

WBCが目前です。
不振のイチロー選手を心配する声や強豪韓国のレポートなどが、テレビや新聞を賑わせていますね。
どんな結果になるにせよ、ワクワク、楽しみです。

ところで、「国別対抗」というのはなんだか燃えますね。

Jリーグではそこまで盛り上がらないけれど、
ワールドカップ日本代表戦ともなれば、サッカーファン以外も惹きつける力が十分あります。
愛国心、自国を応援する気持ちってあるもんなんだなと思います。

「日本のために頑張ります」なんて、WBC代表選手が、それも若い選手が言っているのを見るとなんだか頼もしい。
俺がやらねば!という気迫でキャンプイン直後から飛ばして調整していたダルビッシュ投手。
若いのにえらいな~!とつい感心してしまいます。


さてさて、私ののんびり読書。
「坂の上の雲」は日清戦争が終わったところです。
秋山兄弟の弟、真之は今アメリカに軍事戦術を学びに留学中。

二巻にこんな記述がありました。


…このころの日本は、(中略)国家の諸機関も小世帯であり、その諸機関に属してその部分部分を動かしている少壮の連中は、自分の一日の倦怠が国家の進運を一日おくらせるというそういう緊張感のなかで日常業務をすすめていたし、げんにそれらの連中個々の能力や勤怠がじかにその部分部分での運命にかかわっていた。…


ひゃー、なるほど。
これぞまさしく日本のため、というやつです。

30年前までは江戸時代で、藩が社会の中心だった日本では、もちろん「日本」というまとまりの概念もなかったのに、当時の日本というのは、なかなかスゴイです。


現代の日本では、スポーツ選手だけでなく、官僚や政治家の方からもそんなスピリットが少しでも垣間見えると、心丈夫なのですが。


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Posted by おれふ  at 11:43 │Comments(0)ブック・映画レビュー

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