いつも、今この場所から、一歩前へ

先日、映画「マンマミーア！」を見に行きました。

マンマミーア！と言えば、ミュージカルの名作。
もちろん、ストーリーも音楽も散々聞いているのですが、ミュージカル好きな私としては、見ないわけにはいかない！と一人映画館へ勇んで行きました。

ミュージカルって賛否両論で、反対派の言い分も確かにわかるのです。
突然踊りだしたり、歌いだしたり。明らかにおかしいだろ！それ！っていう突っ込みはよくわかります。
それが、映画ならなおさらおかしさ満点です。

ここでも何度か書いたことがありますが。
昔、見に行った三谷光喜のミュージカル「オケピ！」で、「ミュージカルなんか大嫌い！」という歌が出てきます。
この歌詞が、ミュージカルファンでも「わかるわかる～」と納得するもので大好きです。

♪何で急に踊り出すのか～、普通に歩けば30秒でたどりつく距離じゃないか！
何で急に歌になるのか～、普通に話せば30分で終わる話じゃないか！

何で猫が立って踊れるわけ？
何で王様がいきなりダンシング？♪


そう。ミュージカルはおかしいものです。そんなことはわかっています。
でも、歌と踊りがあるってとっても楽しい。

翻って「マンマミーア！」ですが、
確かに劇団四季に比べると、ダンスは劣ります。それは仕方ない。
ビアーズブロスナンの歌は残念ながらあまりよくない。それも仕方ない。

それでも、知り尽くした内容でも、泣いて笑って、とっても面白かったです。


もしかしたら、「マンマミーア！」には関係ないのかもしれないのですが、
私、ただ、みんなで歌って踊っているシーンに、意味もなく感動してしまうのです。

子供の頃から、マイケルジャクソンの「Beat It」や「Bad」などのビデオを何回も見ては、ひゃーっと思っていましたし、
中学生のとき、合唱コンクールで歌っている自分たちに感極まってしまったり、
高校生の体育祭のマスゲームなどでは、よっしゃ私の出番とばかりに張り切っていましたし。

何なんでしょう？この衝動は。

ラララ～♪