いつも、今この場所から、一歩前へ

昨日は広尾でエキサイティングな一日を過ごしました。

といっても、遊び？ではなく、仕事？みたいなもの。どっちだろ？

今年、私が大学時代に所属していたラクロス部が20周年を迎えるにあたり、記念誌を制作することになり、それの打ち合わせに行ってきたのです。

昨日は、これまで会ったことない、もしくはほとんど交流のなかった後輩が三人（うち二人は大阪から）、そして東京の先輩一人といろいろと語り合える機会となりました。

この東京の先輩というのが、20年前にわがラクロス部を作った創設者で、私からすれば大先輩なのですが、まぁすごい人で圧倒されました。

まず創設というのはすごい。すさまじい。すごいパワー、エネルギー。

そもそも当時ラクロスというスポーツは日本でやっている人がほとんどいなかったわけですから、単にメンバーを募ってクラブを作るのとはわけが違います。ルールもわからなければ、道具も売ってない、練習方法も知らないわけで、とにかくまったく何もない状態から、ルールブックを入手、日本語訳し、カナダに学びに行き、マスコミに掛け合い、他大学へもクラブ創設を持ちかけと、当時のエピソードが次々と飛び出し、打ち合わせのはずが、壮大な話を聞くことになりました。

グランドがない、道具がない、大会の運営まで自分らでやらないといけないなんて、このスポーツはおかしいじゃないの？なんて文句をたれていた自分の現役時代を思い出して、恥ずかしく思いました。

何もないところから作る人というのはこういうことをあたりまえにやるのですね。人のせいにせず、開拓し、推進するパワーに満ち溢れている人だと実感しました。その先輩は今もそのままのスピリットでお仕事されていて、時折テレビでもその活躍ぶりを見ることができるのですが、なるほどその活躍ぶりに心底納得しました。